だいぶ煮詰まった感のあるR180計画ですが~!
ここのきて、また新しい試みを?
いわゆるロングデフとショートデフを比較してみました。
当初は、ニスモのカタログでショートデフには4,444以上のファイナル設定が無かったので全く持って興味が無く
このデフ(S14NA用)もニスモLSDが入っていたので買ったものですが
(ロングデフに組込用に)
調べてみると、どうやら4,625とか4,875も有るみたいで~
もっと調べてみると、普通に標準市販車に使われている事がわかりました。
ヤフオクで該当車種のデフを探してみると
4,625はたまにポツっと見つけれるくらいですが格安で入手できそうで
4,875に関しては何時でもゴロゴロと有りますので超簡単に入手できます。
問い合わせていませんが、年式的にはまだまだ新品部品で普通に買えるんじゃないかなと?
ロングデフの4,625 4,875の入手は壊滅的状態ですので
これはショートデフ化は有効な気がしまして検討してみることにしました。
左から旧ロングデフ、新ロングデフ、ショートデフです。
後ろの開口部の違いとか、実に興味深いです(笑
まず座面の位置確認をして
全く同じでした!
それぞれのフランジを置いた状態で
長さの違いを見てみます。
で忘れない様に直ぐにメモ(笑
違いは119ミリでした。
次に何も付いていない状態のケース単体で重量測定
あれ?ショートはもっと軽いのかと思いましたが~
あまり差が無いですね。
基本、構成部品に違いは無くLSDにベアリングやサイドリテーナーは同一
リアカバーの形状に違いが有るくらい(どうせロング用のを使うので関係なし)
ピニオンシャフトなど長さの違いで異なるものだけを測定
参考にリングギアも量りました。
ファインピッチタイプのギアが付いてたので確認の為に。
普通のいわゆる4,1(4,111)が37/9に対して、ファインピッチだと49/12で4,083となります。
一応ショートデフR180用に普通ピッチとファインピッチと種類有ります。
普通ピッチ4,625と4,875とファインピッチ4,636は該当車種見つけてあります。
どちらが良いのかな?
普通ピッチのほうが一つ一つの歯が大きく(肉厚)で丈夫のような気がしますが?
ファインピッチのほうがバックラッシュの基準値も小さいので、より高精度?
ロングだけに付くスペーサーとパイロットベアリングも測定
これで双方の組み立て後の重量差がわかります。
おっと!
大事なことを忘れるとこでした。
ショートのほうは119ミリ、プロペラシャフトが長くなるので
その分もショートに追加しないと最終的な差がわからないですね!
てな訳で~
要らない同径のプロペラシャフトを切り119ミリ分にしてみました!
切ってびっくり!
中にボール紙を3周くらいに丸めたものが入っていました。
このボール紙って何のために入っているんでしょうか?
これまでプロペラシャフトを切ったことが無かったので、全くもって謎です?
ご存知の方、教えてください!
このままでは気になって飯も喉を通らず、夜も眠れない!
というところでしたが~
聞く前に調べちゃいました!(ほんとに気になったので)
調べたといっても5秒で答えにたどり着けましたが(笑
どうやら鳴振防止の為に入れてあるそうです(日産です)
いや~またひとつ豆知識を得ました!
早速測定
思ったよりも軽いんですね(笑
ちなみに119ミリ長くなる為
新たなプロペラシャフトが必要になりますが!
短縮、延長加工なんかは、餅のロンやりませんので流用です(^^)v
そんな都合よく有るの?と思われそうですが
私には6速ミッション流用を決めたときに調べたプロペラシャフトのデーターが大量にあるんで!
データの中にピッタリのが有りましたよ。
しかもこいつは前後約10ミリ位で違うのも有り完璧かと。
しかもしかもヤフオクで中古がゴロゴロと程度により3000~10000円以下で転がっています(^^)v
さらにしかもしかも!
こいつはジョイントが分解交換タイプなんです!(^^)!
いや~これはショートデフ化に拍車がかかりますね!
で、どうなのか?
ざっとこんな結果です。
ショートのギアがファインピッチの為、少し(200グラム程度)重めで、ファイナル比も違うので一概ではありませんが。
ん~1キロ程度軽くなるだけですね。
実際にはショートデフ用のブラケットを制作取り付けしないといけなくなるので、重量差はほとんどなくなる感じかなと。
でも重くはならないのでOK?
デフケース自体の剛性もロングより優れている感じだし。
いいことばかりで特にデメリットは見当たらないので~
いくか?